2010年10月02日
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B29の女性搭乗員問題

Written By: 川俣 晶連絡先

爆撃機B29記憶の掲示板(空襲、墜落、被害など)より

 B29の女性搭乗員は人々の「誤解」ではないかと指摘されています。一つの「伝説」ではないかと。これに関しては、単なる好奇心ではなく、戦争観やジェンダーということに結びついていく問題だと捉えたいと思います。市民レベルでの情報がありましたらぜひ記してください。

 なるほど。ここが引っかかっていたところです。

 第2次大戦当時、女性の戦闘機パイロットはソ連に実在したようですが、B29に女性が乗っていたという話は良く分かりません。はっきりするといいですね。

 ちなみにB29を含めてアメリカの軍用機のノーズアートに半裸の女性が描かれていたのはたぶん本当。日本に比べて潤沢な補給品を持っていたのもおそらく本当。故郷に残してきた恋人(女性の非軍人)に軍服を着せて写真を撮る行為が流行ったのもおそらく本当。そういう意味で、アメリカで軍事と女性の境界が極めて接近していたのはおそらく本当。

 アメリカに限らず軍の間接部門に女性が入ってくるのも第2次大戦中にはよくあることらしいのですが、最前線で敵の前に出てくるかと言えば、そこは良く分かりません。

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